2007/11/13, 14, 15, 16

Peter White Live @ Cotton Club in Tokyo

Report and photos by Akemi Suzuki / photos


クリスマスのイルミネーションが美しい東京ビル・Tokia

Tokiaの2FにCotton Clubがあります


Peter White、待望の来日です。日本に来るのは5回目ですが自身のショーは初めてとなります。
丸の内にあるCotton Club。ゴージャスなシャンデリア、照明も落ち着いていて大人な空間です。
Peterに日本の観客はどう?と聞いたら「皆、ドレスアップして来るんだね」と言ってました。

拍手と共にPeter&Mindi登場。
Peter「こんばんは」
Mindi「ようこそ」
と、日本語で挨拶。10月のロンドンのショーの時に簡単な日本語をPeterに紙に書いて発音も少し教えたのですが
(ってゆうか簡単な英語しかわからないんで)その紙がちゃんとステージにセットリストと一緒に置いてあって
お〜と思いましたがあんまり使わなかったですね。PeterよりMindiの方が日本語、使っていましたね。

一曲目はオープニングによく使われる"Promenadeで"記念すべき日本初ショーの幕開けです。
smoothJazz的ギタリストとしての、いつものPeterです。掴みはOKかと思われます。
次の"Mister Magic"に続いての "What Does It Take (To Win Your Love)"はCD「Playin' Favorites」からの連続ヒット曲です。
"Mister Magic"のキーボードのソロの部分をGregg Karukas、ニコニコと軽やかにプレイ。
GreggはPeterの CD "Perfect Moment" と "Songs of the season"にキーボードで参加し、打ち込みも担当。
PeterもGreggの "Blue Touch(1988)"と"Looking Up(2005)"に参加してます。

躍進めざましいMindi Abairの曲が二曲続きます。
CD「Life Less Ordinary」より"Bloom"そしてソプラノ・サックスに変えて「Come as You Are」より"Every time"
Peterはいつもの Paul McGill の Super Ace のギターだけを日本に持ってきていて、ストラトと黒いアコギは借りたものです。
Mindiの曲の時にはこの2台を使い分けていました。"Bloom"の時には黒いストラト、"Every time"では黒いアコギでした。
クリスマスツアーの時には赤いストラトを使ってます。
今回のショーはエレキギターの出番が多いせいもありPeterにしてはハードなステージになっていました。

"Every time"はボーカル曲ですがMindiは歌うまいですね〜。ショーの後、冗談で「あなた歌手?」と言ったら笑ってましたが。
そして、この"Every time"はいい曲ですね〜。これはポップスですね。
〜Every time I think of you〜とこちらも口ずさんでしまいます。
Mindiは他にもたくさん、いい曲を書いてますね。CDが売れるのも納得です。ボン・ジョビのツアーでサックスをプレイしていた事も
ありロックぽい。聴きやすいです。私はMindiのライブは初めてで、いつもサックスは Jaared か Michael Paulo の「男だぜっ、」と
いう熱いブローで吹きまくり〜というサポートだったのでMindiのライトなロック調は新鮮でした。

"Bloom"の時には黒いストラト

"Every time"では黒いアコギ



さて今年のPeterのショーでは"Who's That Lady"から"Papa Was a Rolling Stone"への流れが一番の見所かと思われます。
というのもPeterが歌うからです。
Jazz AttackツアーでもPeterだけで歌っているみたいですが、ロンドンのツアーではサックスのJaared が歌がうまいので
リードはJaaredがとって2人で歌っておりました。
TokyoではてっきりリードはMindiであろう、と思っていました。が、"Who's That Lady"の前に何故か彼女はブレイクに入り
"Papa Was a Rolling Stone"にも参加しません。

サックスなしの"Who's That Lady"は初めて聴きます。CDではKirk Whalumがプレイしています。ライブでもこの曲の後半は
サックスの見せ場。Jaaredはいつも、たっぷり時間をかけ喝采拍手を受けます。
そういえばPeterの代表曲とも言える "Midnight in Manhattan"が演奏されなかったですね。

Peterは"Papa Was a Rolling Stone"で、かなりのファンキーぶりを発揮しました。アル・スチュアートのバンドに入った二十歳
そこそこの時から大好きだったFunky な音楽を自分で実際にプレイしたかったのでしょう。
偶然にもコットンクラブにはPeterの次の週にテンプテーションズが来日。

次はGreggが自分のCD「Looking Up」より"Girl in the Red Dress"を披露します。彼のプレイは切れが良くて気持ちいいです。

Gregg&Peter



PeterとMindiは今月終わりからRick Braun(tp)との3人でクリスマス・ツアーに入ります。最初の年だけ(2003)Mindiと2人でしたが
次の年からはRick Braunも加わり今年で5年目、もう恒例となっております。そこでいつも演奏される"River"を一足早くTokyoで
聴かせてくれました。この曲はジョニ・ミッチェルの曲でPeterの1997年発売の "Songs of the Season"に収録されています。
(vo はKenny Lattimore)Mindiはこの曲を歌うのはもう、随分と慣れたもので感情込めていい味を出しております。

"River"を歌うMindi

Mindi はソプラノ・サックス



Mindiの曲が "Lucy's""Flirt"と二曲続きます。両方ともGPRに移籍後の第一弾CD「It Just Happens That Way」 から。
Mindiは日本に来るのは5回目と言ってました。Mandy Moore等のツアーのバンドメンバーで来日していたそうで、そんなに来ていたとは
知らなかったのでちょっとびっくりしました。
"Lucy's"では「ダラダ・ダラダ・ダダダラ〜」と観客にも促して乗りもよいので中々に盛り上がりました。
11/14(水)のJ-WAVEに生出演の時にもこの曲をPeterとプレイしていました。この曲は毎年Peterとのクリスマスツアーでも演奏されて
いるので慣れたものなのでしょう。

そしてMindiが「私の好きな曲よ〜」とPeterの"Bueno Funk"を紹介。007のテーマ曲で客の笑いをちょっと誘ったり、"Smoke on the water"
のサビをちょこっとやったりとサービス。そして"San Diego" "Bullseye"とPeterのショーで、お馴染みの曲が続きこの日一番の盛り上がりを
迎えます。
最後の曲の前にドラムソロが入るのですがEric Valentineのドラムがこれ又、もうびっくりする程、パワフルでかなり受けていました〜。
ドラム壊れるんじゃないかと思う位でした。この人はMarcus Johnson、Jonathan Butlerや Nick Colionne等のCDにドラムで参加するだけで
なく、プロデュースやアレンジもこなすマルチ系のミュージシャンです。ステージでパソコン使ってましたしね。

ラストはMindiの「Life Less Ordinary」より"The joint" Peterのエレキソロも入ります。今回、普段あまり観れないPeterのエレキギター
のプレイをたくさん観る事が出来てその意味では良かったです。ソロのショーでは殆どSuper Aceがメインギターですから。
拍手喝采の中、TokyoのPeterのショーは終わりました。立って拍手している人もいます。

「ありがとう〜」とPeter



さて今回の日本での初ショーですが、彼が来日前に言った通り、かなりエキサイティングなショーでした。
"River"以外で今回、静かな曲は一曲もなく(!)ポップというよりは、かなりハードでした。
"My Prayer""Lullaby"といったPeterのオリジナルの曲で、じっくりとPeterのアコギを聴きたかった人もいたと思います。
それでもかなり満足度の高いショーで、特に最終日はほぼ満員で観客のリアクションもかなり良く、非常に盛り上がり
Peter達も乗っており充実したショーでした。(1stショーの時間が押して2ndショーの開演が遅れたくらいですから)
来年もぜひ日本に来て欲しいですね!


set List
1.Promenade
2.Mister Magic
3.What Does It Take (To Win Your Love)
4.<Mindi> Bloom
5.<Mindi> Every time
6.Who's That Lady
7.Papa Was a Rolling Stone
8.<Gregg> Girl in the Red Dress
9.River
10.<Mindi> Lucy's
11.<Mindi> Flirt
12.Bueno Funk
13.San Diego
14.Bullseye
15.<Mindi> The joint

musicians
Peter White(g)
Mindi Abair(sax,vo)
Gregg Karukas(key)
Stan Sargeant(b)
Eric Valentine(ds)

 

愛用のPaul McGill の Super Ace のギター

*写真の撮影・掲載許可はPeter White / Cotton Club より取得しております。
(c)2007 Peter White Web