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最新CD "Roseland" 2011年9月27日にリリース。

cover

"Roseland"
Amazon.co.Japan

アコースティック・アルケミーのアメリカ公式サイト


アコースティック・アルケミーは1980年初めにイギリスで結成されます。

もともとのオリジナル・メンバーはニック・ウェブ (スチール弦ギター)と
サイモン・ジェイムス(ナイロン弦ギター)です。

     

サイモン・ジェイムス       ニック・ウェブ

ニックが最初にサイモンに会ったのはリーズ音楽院。サイモンはニックが
ジャズの話をしている間もクラシック・ギターの勉強をしていた。
ニックとサイモンは当時、「ペンタングル」等のコピーをしていました。
ニックは当時、ジョン・レンボーン、バート・ヤンシュ等の影響を受けていたんですね。
・・・「僕はいつもインストゥルメンタルのバンドを求めていた。それは僕が
70年代の初めにペンタングルを観てからずっとさ。」・・・ニック・ウェブ

彼等はアルバムをレコーディングしたかったけど大手のレコード会社には全然相手にされなかった。
ニックとサイモンを見ると必ずこんな風に言われた。
「君たちは・・何なの?アコースティック・デュオ??・・えっ?、バンドを持ってない?
誰も買わないよ、そんなの。ヴォーカルがいないって、どーゆー事?」

結局、小さなジャズ・レーベルでレコーディングを始めるが、このレーベルは
アルバムを完成させる余裕がなかった。
ニックはギターを教えていたJohn Fenstonに相談して彼と一緒に
Moonstone Musicという出版社を立ち上げて、ファースト・アルバムを1983年に完成させた。
でもアルバムは売れなかった。イギリスにもアメリカにもまだ、
コンテンポラリー・ジャズやニュー・エイジは存在しなかったのです。

ニックとサイモンはジャズ・クラブでプレイを続けた。2ndアルバムをレコーディングしたくても
未だにメジャーなレーベルと契約出来ないでいた。
サイモンはソロでクラシックのギグをプレイしたり、クラシック・キャリアを追い求める様になっていった。
そしてニックは音楽仲間からグレッグ・カーマイケルの事を聞いた。


V"He's my man"
「彼こそ僕のパートナーだ。」・・・ニック・ウェブ

グレッグはロンドン北部のパブで自身のバンド、"The Holloways"でプレイしていました。
ニックはグレッグを誘います。そして、ここに
ニック・ウェブ (スチール弦ギター)
グレッグ・カーマイケル (ナイロン弦ギター)
からなるアコースティック・アルケミーがめでたく誕生します。

ニック・ウェブとグレッグ・カーマイケル

ある日、新聞にヴァージン航空の機内でのライブ・ミュージシャン募集の広告が掲載され
ニックとグレッグはその仕事をゲットします。そして機内での演奏がきっかけで
MCAと契約し、マスター・シリーズとなる
"Red Dust and Spanish Lace"を1987年にリリース。
このアメリカ・デビュー・アルバムがラジオ・ステーションでヒットし、
彼等の成功へとつながるのです。

ピーター・ホワイトがアコースティック・アルケミーの音楽を初めて聴いたのが
この頃で、ピーターがソロ・アルバムを出すのは3年後の1990年になります。


そして、1988年には" Natural Elements"
1989年 "Blue Chip" と続けてリリース。
GRPがMCAに吸収された事により、4作目にあたる "Reference Point"からは
GRPからのリリースとなり、日本盤もリリースされる事になります。
このアルバムの "Caravan of Dreams" はグラミー賞の
"Best New Age Performance" にノミネートされます。

ニック / グレッグ


1991年には "Back on the Case"
1993年に "The New Edge"
1994年 "Against the Grain"
1996年 "Arcanum"と リリース。


"Arcanum" ツアー。左からニック、グレッグ、デニス(bass)


ニックとグレッグはコンスタントにアルバムを創っていましたが・・・

1998年2月5日にニック・ウェブが膵臓ガンの為に
43歳で亡くなります ( 1955-1998 )
"Positive Thinking"がニックの遺作となります。"Positive Thinking"でニックは
全作の作曲にクレジットされていますが、治療の為、レコーディングは無理で
彼のパートは三人目のアコースティック・アルケミーとも言える
ジョン・パーソンズ ( 初期のアルバムのプロデューサーもやってます ) がプレイし、
又、マイルス・ギルダーデル(やはりイギリス出身)が初めてギターで参加しています。
グレッグは録音したテープを病院にいるニックに聴かせますが、残念ながら
CD の完成の前にニックは永遠の眠りについてしまいます。

・・・The hardest thing for me will be looking over and not seeing him beside me.
・・・グレッグ・カーマイケル
14年間、グレッグの右側にはいつもニックがいて二人で音楽をシェアしていた。
「・・・僕の側にニックがいないなんて、めちゃくちゃ、キツイ」

・・・We hope you enjoy the fruits of our labors and the positive thoughts that have made it possible.
・・・ニック・ウェブ
・・・"Positive Thinking"のライナー・ノートより。

"Positive Thinking"ツアー。左からジョン、デニス、グレッグ



2000年にリリースされた"The Beautiful Game"から
レーベルがハイヤー・オクターブ (ニューエイジ系レーベル) になります。(日本盤なし)
マイルス・ギルダーデル が新しい相方となりましたが
彼はアコースティックだけでなくエレキもいけます。

2001年リリースの"AART"は、グラミー賞の"Best Pop Instrumental Album"に
ノミネートされましたがラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーの
"No Substitutions / Live in Osaka"が受賞しました。

2003年3月にライブアルバムの "Sounds of St. Lucia"
6月には "Radio Contact"をリリース。

この頃のメンバーは
Greg Carmichael ( nylon string guita r)
Miles Gilderdale ( steel string guitar, electric guitar )
Frank Felix ( bass )
Tony White ( keyboards )
Greg Grainger ( drums )
となっております。

Greg Carmichael / Miles / Frank / Tony / Greg Grainger / Mario / Jamie

右の二人、Mario( Percussion ) と Jamie( keyboards ) はレコーディング・メンバー。
Marioは初期のAAのアルバムから参加してます


2005年3月 "American/English" リリース。
ジャケットにEddie・M (sax) がプラスされて6人、ツアーもこのメンバーでやってました。

メインメンバー
Greg Carmichael ( nylon string guita r)
Miles Gilderdale ( steel string guitar, electric guitar )
Frank Felix ( bass )
Tony White ( keyboards )
Greg Grainger ( drums )
Eddie・M (sax)


2006年 Frank Felix ( bass ) が本格的にソロ活動開始の為、脱退。


2007年6月5日に Narada Jazz より "This Way" リリース。

2007年10月15日〜18日、東京ブルーノートにてライブを行う。来日メンバーは

Greg Carmichael (g)
Miles Gilderdale (g)
Tony White (key)
Gray Grainger (b)
Greg Grainger (ds)


2011年9月27日に "Roseland" リリース。
自身のレーベル "Onside"の記念すべき第一弾CDとなる。


ユニットから抜けたFrank Felix ( bass ) が、ソロ初CDを2008年4月15日にリリース。
タイトルは"Tales from the Funky Underground Vol1"
アルケミー関係からは Miles Gilderdale( g)、Eddie・M (sax) 、Snake Davis(sax)等 が参加。
Frank Felix のサイトで何曲か聴けます。

** Frankの新譜がなかなかリリースされないので2007年10月のロンドンでのピーター・ホワイトのショーの時に
「CD、いつ発売されるの?」と本人に聞いた所、もうすぐ CD baby から購入出来る様になるよ、と
言っておりましたが2008年4月15日にめでたく発売。詳細はもうすぐupします。
CD Baby


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