Peter White / ピーター・ホワイト

アル・スチュアートのバンド・リーダーからスムース・ジャズ・ギタリストNo.1へ

"僕はハートで演奏する。音楽は最終的にはそこから来るんだ・・・"


ピーター・ホワイトは1975年に アル・スチュアートのバンドにキーボード・プレイヤーとして参加します。
1976年にリリースされた "Year of the Cat" の中の "On the Border" ではスパニッシュ・
ギターのソロをプレイしています。( アコースティック・ギターは Tim Renwick )
1975年から1994年迄、ピーター はアル・スチュアートのバンド・リーダーとしてアルの片腕となります。
Bio のページもあわせてご覧下さい。)

スムース・ジャズがまだ "The Wave" "The Breeze" "The Wind" と言われていた頃、
アル・スチュアートのアルバム "Last Days of the Century" (1988年リリース) の中から
"Ghostly horses of the plain"という曲がラジオから流れます。
この曲はインストゥルメンタルでギターをプレイしているのはピーターです。
最初は詞があったけれどアルが詞をつけない事に決め、
インストゥルメンタル・ナンバーになります。
ラジオからこの曲が流れて来る度に、DJは Al Stewart として紹介します。
確かに曲はアルが創ったがアルはまったくプレイしていない・・
「どうやったら僕は一人のミュージシャンとして認識してもらえるのか」
「それには自分自身のアルバムをつくらなくては・・」
彼がこう思い始めたのが1988年から89年頃です。


ピーターは自分のバンドを作ろうと バーシア か シャーディ の様なヴォーカルを探しますが
なかなか見つかりません。 ( ピーター は 1987 年に Matt Bianco を抜けた バーシア を
弟の ダニー と共にサポートしていました。)

その頃、彼は初めて
Acoustic Alchemy (アコースティック・アルケミー)を聴きます。

その素晴らしいアコースティック・ギター・ミュージックに触発され、
彼は1990年にアルの為に書き溜めた曲を初ソロCD
"Reveillez-Vous "
としてリリースします。 邦題 「ウェイク・アップ」
Windows の Skipper Wise との共同プロデュースのこのCDはかなりポップス寄りで
Krysia Kristianne、Robin Lamble はアル・スチュアートのバックメンバーでもあり
まだかなりアル・スチュアート色の強い音創りです。
タイトルの Reveillez-Vous はピーターがよくフランス人の母親から"Wake Up!" と
言われた事からつけたそうです。

Skipper Wise

ソロCDをリリースするタイミングとしては正解だった、とピーターは語っています。
何故なら1987年以前のジャズ・ラジオ・ステーションではヘビーなリアル・ジャズでない限り、
オンエアされる事はなかったのです。スムース・ジャズというジャンルはまだ
アメリカのラジオ・ステーションでは確立していませんでした。しかし今やスムース・ジャズは
アメリカ(特に西海岸)に於いて高い人気があり定着しています。

彼の初ソロCDはスムース・ジャズ・ラジオ・ステーションでオンエアされ始めます。
そして彼は自身のバンドでプレイを始めます。


バーシア や アル・スチュアート とのツアーをこなしながら1992年に2nd CD "Excusez-Moi"
をリリース。邦題「エクスキューズ・ミー 」
1st CD と同じく Skipper Wise と共同プロデュース。
"Year of the Cat"の Phil Kenzie がサックスで参加。又、ピーターの弟のDanny White が
キーボードで参加してます。このCDはビルボードの
Contemporary Jazz Albums で最高位14位をマークします。

1993年には3rd "Promenade"をリリース。
プロデュースはピーター。マービン・ゲイのカバー、"What's Going On"と
"Deep in My Heart" で人気サックス奏者ボニー・ジェイムスがプレイ。
ライトなグルーブ感、いいです。タイトル・トラックの"Promenade"は
コンサートのオープニングによく使うみたいです。

1994年にはカバー集の4th "Reflections"をリリース。
プロデュースにポール・ブラウン登場。サックスにボニー・ジェイムスとリチャード・エリオット。
ピーターがティーン・エイジャーの時に好きだった曲ばかりを集めて
作ったCD。ピーター自身が一番好きなCDに挙げる位のお気に入り。
"Will You Still Love Me Tomorrow"など、ピーターらしいロマンティックなギターです。


Sindrome から3枚のCDをリリースした後、1995年に Columbia/Sony と契約。

1996年には彼の代表作ともいえる
"Caravan of Dreams" をリリース。
プロデュースは前作同様、ポール・ブラウン。
バーシアのヴォーカルをフィーチャーした"Just Another Day"、
マーク・アントワンとのギターのコラボが職人芸な "Cafe Mystique"、
リック・ブロウン、ボニー・ジェイムス等、ミュージシャンもゴージャス、
"Venice Beach"、"Bittersweet"等、心に染みる曲も多くまさにお勧めの一枚、
cool and warm! です。

Peter White Band ( Bass-John Menzano/Sax-Greg Vail )

1997年にクリスマス・ソング集の6th "Songs of the Season"リリース。
ひき続きポール・ブラウンのプロデュース。
カーク・ウェイラム、ブライアン・ブロンバーグ、グレッグ・カルーキス、
リック・ブロウン等のミュージシャンが参加。
ジョニ・ミッチェルの
"River"をケニー・ラティモアが見事に歌い上げており
ピーターのギターも美しく、素晴らしい曲に仕上がっております。

1998年には7th "Perfect Moment"リリース。
プロデュースはピーター、ポール・ブラウン、スティーブ・デュービン。
参加ミュージシャンはリック・ブロウン、ブライアン・カルバートソン、
グローヴァー・ワシントンJr.など。
このアルバムは全米スムース・ジャズ・アワーズ** で年間ベストアルバム賞に
選ばれております。(下記参照)

Peter White Band ( Bass-John Menzano/Sax-Greg Vail )

2001年には3年振りの新作となった8th "Glow" をリリースします。
プロデュースは3曲以外スティーブ・デュービン。
デイブ・コズ、カーク・ウェイラム、リック・ブロウン、ジェフ・ローバー、
スティーブ・コール等、ミュージシャンが超豪華。
"Who's That Lady" "Just My Imagination" "Every Kinda People"
といったカバー曲もナイス・ティストです。



そして2004年3月、2年半のインターバルをおいて9th
"Confidential" リリース。
プロデュースはスティーブ・デュービン、ポール・ブラウン、マシュー・ヘイガー。
タイトル・トラックの"Confidential"ではプロデューサーとしても引っ張りだこの
ブライアン・カルバートソンのキーボードをフィーチャー。
クリストファー・クロスのヴォーカルが超クリアなブレンダ・ラッセルのカバー、
"She's In Love"
クリス・ボッティとの"Stormfront"は雰囲気抜群、
そして去年のクリスマス・ツアーのパートナー、ミンディとの"Are You Mine"など。
ロマンティックで軽快な、そしてハートフル。まさにスムース・ジャズ・ギタリストNo.1、
さすが納得のアルバムです。
("Confidential" 特集ページの
こちら もどうぞ)

2006年6月、カバーアルバムとしては1994年の"Reflections"に続いて二枚目となる
"Playin' Favorites"をリリース。プロデュースはポール・ブラウン。
("Playin' Favorites"特集ページの
こちら もどうぞ)


2007年、"Artizen" レーベルより"Peter White Christmas"をリリース。
これは今年で5年目に入るクリスマス・ツアーのライブCD。ミンディ・エイバーとは5年目ですが
リック・ブロウンとミンディの三人になってからは今年で4年目になります。ファンから要望が多かったらしく
リック・ブロウンとリチャード・エリオットで立ち上げたレーベル"Artizen"からのリリースとなりました。

そして2007年11月13日から16日の4日間、PW自身のショーとしては初めての来日。
東京で見事なギター・ワークを披露してくれました。メンバーは、

Peter White(g)
Mindi Abair(sax,vo)
Gregg Karukas(key)
Stan Sargeant(b)
Eric Valentine(ds)

詳しくはこちらの
特集ページまで。


2009年9月8日にオリジナルアルバムとしては5年半振りになる "Good Day" を Peak Records からリリース。

プロデュースはPeter自身とD.C.

ビルボード・ジャズアルバムチャートで初登場2位にランクインしております。(9/26日付)

ビルボード・ジャズ・ソング・チャートで 1st シングルの"Bright"No.1 を記録しております。


2011年5月19日から5月21日まで来日。

Peter White(g)
Mindi Abair(sax,vo)
Gregg Karukas(key)
Derek Frank(b)
Jamey Tate(ds)


2012年3月13日にHeads Up から全曲オリジナル曲からなる "Here We Go " をリリース。

2012年6.月3日から6月16日まで来日。

Peter White(g)
Michael Paulo (sax)
Gregg Karukas (key)
Nate Phillips (b)
Eric Valentine (ds)


ソロCD ( 詳しくはCDsを)
タイトルをクリックするとAmazon.coへ
(試聴出来ます)

ビルボード
Jazz Albums / 最高位

 

1990 "Reveillez-Vous "

--

1992 "Excusez-Moi"

14位

1993 "Promenade"

8位

1994 "Reflections"

13位

1996"Caravan of Dreams"

5位

1997 "Songs of the Season"

9位

1998 "Perfect Moment"

3位

2001 "Glow"

2位

2004 "Confidential"

2位

2006 "Playin' Favorites"

2位

2007 "Peter White Christmas"

5位

2009 "Good Day"

2位

2011 "Here We Go "

4位

 

**全米スムース・ジャズ・アワーズ
Dave Koz (Sax) らが中心となり1999年に設立されたオアシス・スムース・ジャズ・アワーズ
(2年目からはナショナル・スムース・ジャズ・アワーズに改名。2003年で終了)では、
毎年ベスト・ギタリストに選ばれています。 (
Jazz Awards のページもご覧下さい。)

特に第一回に於てはベスト・ギタリスト賞、年間ベスト・アルバム賞
"Perfect Moment"
ベスト・ソング賞、ベスト・コラボレーション賞の4部門で選ばれています。
ベスト・ソング賞、ベスト・コラボレーション賞を受賞した "Midnight in Manhattan" では
今は亡き グローヴァー・ワシントンJr. (Sax) と競演しています。

Peter White and Grover Washington, Jr.

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Peter White Web / ピーター・ホワイト・ウェブ


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