2006/10/16,17,18
Pizza Express Jazz Club - Soho London

Report and photos by Akemi Suzuki / photos


2006年10月、去年に引き続きUKにやってまいりました。今年は以前から行きたかったロンドンの
ソーホーにある "Pizza Express Jazz Club" 16日から18日の最終日まで、3日間、極上の音楽空間でした。

今回のUKツアーメンバーは、おなじみのファニーなサックス・マン、Jaared(sax) にピーターの弟のDanny White
(keyboards)、アコースティック・アルケミーを今年離れてソロ・スタートを切ったFrank Felix (bass)、そして2005年の
バーシア復活マット・ビアンコのツアー・メンバーだったMarc Parnell (drums)という充実の4人。そして最終日には
バーシアの長年のパートナーである、Kevin Robinson(tp)が2曲で参加するという嬉しいサプライズもありました。

夜のPizza Express

昼間だとこんな感じです

上の写真は一階の Pizza Express でこの左のあたりから地下に行く階段があり、そこが Pizza Express Jazz Club に
なります。入り口にはミュージシャン達のサイン入りの写真がこんな風に飾ってあります。

ジェイミー・カラム、スティング、アコースティック・アルケミー等の写真があります。

Jazz Club の店内に入るとキャパは100人位でしょうか。開演は9時で、開場は7時45分頃。事前に予約をしてかつ早く
来たお客からいい席に案内されます。一人か二人だと早く行けば最前列の席に案内されます。
私は16日の夕方にロンドンに着いたのでさすがにそんなに早くは行けず、やや後ろの2人席でした。
17日は4人予約だったので前だけど横の位置。最終日の18日は最前列の真ん中で観る事が出来ました。

さていよいよ開演です。
ピーター以外のメンバーはステージにスタンバッています。DJの紹介と共にピーター登場。

一曲目は "Autumn Day" 今の季節にぴったり。ジャレッドのサックス、ダニーのキーボードもロマンティックにギターに
絡んでこの曲、こんなにいい曲だったのね・・・と再認識。後でピーターにもらったセット・リストには一曲目が "Promenade"

になってましたが変更したみたいです。

二曲目は "Talkin' Bout Love" 2004年リリースの"Confidential"からのNo.1ヒット・シングルです。
そして "Caravan of Dreams" と大好きな曲が続きます。

次の "She's In Love" では何とジャレッドがヴォーカル。これがうまくてびっくり。声が高い。後半の歌詞の〜Heaven only
knows〜の部分を 〜Peter only knows〜 に変えてました。間奏のダニーのピアノも軽やかで聴いているこちらも
うきうきする様です。ブレンダ・ラッセルの曲です。

今年リリースしたばかりの新譜 "Playin' Favorites" から "Mister Magic" そしてシングル・カットされRadio&Records の
スムース・ジャズ・シングル曲のロング・ヒットを記録した "What Does It Take (To Win Your Love)" そしてピーターが
大お気にの 曲で必ずと言っていいほどライブでプレイする、"Who's That Lady" とMCなしで続きます。
"Who's That Lady" では途中のダニーのソロから〜Oye Como Va〜と流れるあたり最高でしたね〜ピーターものりのり、
私もこの曲、特にサンタナバージョンは大好きなのです。

"Bueno Funk" 演奏中、007のテーマがちょっと入ったり、"Smoke on the water" のイントロが入ったりと遊び心も楽しい。
この後、"Nice to see you, Akemi" と声をかけてくれました(16日)。17日には「日本で僕のサイトを創ってくれてる Akemi
Suzuki〜」と長々と紹介されて観客の方々の拍手など貰ってしまいまして、すごく恥ずかしかった〜けど嬉しかった〜。

18日にはこの "Bueno Funk" の時にKevin Robinson(tp) が登場。ピーターとケビンの掛け合いは大受けでした。
ホーンが2人になると迫力が違いますね〜。ケビンはアコースティック・アルケミーのアルバムにも参加しております。

ジャレッドの2002年のソロ二作目からピーターも参加している "Happy Times"この曲は乗りが良いので観客にも受けて
ました。ジャレッドの最近のゲスト作品ではOli Silkの新譜の中の "Deuces Wild" がかなりクールで良いですよ〜
ジャレッドのサイトにいくと流れますので聴いてみて下さい。彼の三枚目のソロは来年そうそうにリリースされますが、
レーベルも大手に移りこれからの活躍が期待されるでしょう。プロデュースはピーターです。

さてここでピーター以外のメンバーはブレイク。ピーターはソロで "Lullaby"〜"How Deep Is Your Love" としっとりした
後にメンバーが戻り「僕の母の好きな曲なんだ、」と"My Prayer" で更にしっとりとした優しい雰囲気になります。

"Midnight in Manhattan"はアルバム "Perfect Moment" でグローヴァー・ワシントンJr.と共演し各賞も貰いピーターに
とっては記念すべき曲でもありライブでも演奏される事が多いです。

さてロンドンに観に来て良かった〜と思った事の一つにピーターのハーモニカが聴けた事があります。13歳と14歳の時に
UKでジュニア・チャンピオンになったという程の腕前ですから。この話をピーターは観客にするのですが、チャンピオンに
なったのが1967年でちょうどジャレッドの生まれた年なんですね〜。「ジャレッドは来年40歳になるんだよ〜、え〜40年も
前なんだ〜」みたいな感じでユーモアたっぷりに話すので観客に受けてました。
"Swept Away" のイントロ、アルバムではアコーディオンでプレイされてますが、そこをハーモニカでプレイ。
動画参照。是非、観て下さい。さて、このハーモニカの後、ピーターの長いMC、ジャレッドのカモメの鳴き声や砂浜の音、
ダニーのピアノ・ソロと続き、この美しい曲は本当にとても印象的、風景が浮かんでくるようです。

最終日の18日には"San Diego"で再び Kevin Robinson(tp) 登場。動画参照。〜"Bullseye"と続きますが狭いステージに
男6人で迫力ありました。終わるとスタンディング・オベイションで大拍手〜。ここで私とスーザン(ピーターのFCのメンバー)
からワインをメンバーに振る舞います。

そして最後の曲、アンコールは "Dreamwalk"この曲は1992年発売の"Excusez-Moi"に収録されている曲ですが、今でも
よくオンエアされており14年も前の曲とは思えません。名曲です。途中、"Just My Imagination" と流れていきますが
ここからがすごい盛り上がりで観客も大喜び。再びスタンディング・オベイションで大拍手です。いやぁ〜、最終日はさすがに
熱かったです。やぱり3日間で一番盛り上がりました。そして、ピーターの2006年UKツアーは大盛況の中、幕を閉じました。

素晴らしいショーでした。さすがに観客心を掴むのがうまいショーの展開です。スロー、ミディアム、アップテンポの曲をうまく
組み合わせて、何と言ってもメロディがきれいなので心地よい事、この上ありません。まさにHeaven。そしてジョークを織り
交ぜてのMCが観客の笑いをかなり誘っています。(私ももっと英語が解ればもっといいのに〜と思いました。)
今回はキーボードのダニーがかなりフィーチャーされておりソロパートも多く、ヤマハのピアノとキーボードをうまく操りながら
いい空間を創っていました。Peter&Dannyってスーパー・Brosだわ。ふたりでCD創らないかな〜。

 

ライブが終わってからも店内は熱い雰囲気に包まれていましたね。マット・ビアンコのMark Reillyも観に来てました。
Kevin Robinson と少し話をしましたがBasiaは現在、新しいアルバムを製作中で来年リリースされると思う、と言ってました。
ダニーにも聞いた所、完璧Basiaのソロアルバムで全8曲、全部Basiaのヴォーカル曲でインストゥルメンタルはなし、ダニー、
ケビンはもちろんピーターも参加するよ、と言ってました。
ピーターは今回のUKツアーの前の10月10日に、一日だけポーランドでライブを行いましたがBasia は行かなかったの?と
ピーターに聞いた所、「誘ったけど断られた〜」と言ってました。新譜の準備で忙しいのでしょう。


・・・・・・ロサンジェルスの青い空の下で開放的なピーターのライブを観るのも最高ですが、私はこの様な
小さなクラブで観るのが一番好きかも。そして、やっぱりロンドンだわ〜と思います。ら、来年も来なきゃ!!

 

set list

Autumn Day
Talkin' Bout Love
Caravan of Dreams
She's In Love
Mister Magic
What Does It Take (To Win Your Love)
Who's That Lady ...Oye Como Va...
Bueno Funk
Perfect Moment
Happy Times
(Jaared)
Lullaby (Peter only)...How Deep Is Your Love...
My Prayer
Midnight in Manhattan
Swept Away
San Diego ...Just My Imagination...

Encore
Dreamwalk

Peter のセット・リスト

Jaared のセット・リスト